コピーを「学ぶ」=人間心理を「学ぶ」第2回 [コピー]
コピーライティングを身に付けるというのは、=人間の心理を学び、
追及すること、です。あなたが、コピーを学ぶと人間の心理が学べるので、
その技術を使う、使わないにしろ、非常に楽しく有意義になること
間違いないです。
コピーで人が行動する(レスポンス型のコピーでは注文する・登録する
・請求するなど)為の心理を理解すると、それに沿って人を導いて
あげることが出来るようになります。
実はこういう手法を使うと、詐欺や騙しなどに悪用をすることも出来ます。
実際、詐欺師やどっかの教祖は、この人間心理をついて人を誘導している
ことがほとんどです。
しかし、これは間違ったコピーの使い方です。
商品・サービスで言うと、価値を100%説明してあげる事が正しいコピー
であって人を騙して行動させるのが正しいコピーではありません。
間違った価値は、いくら人に騙して与えても、必ずいつか破たんが来ます。
コピーでは、決して詐欺師のように存在しないものを与えることは当然できません。
また、コピーでその商品・サービスが持つ本来の価値以上の価値を付ける
ことは出来ません。
10の力を持つ商品を、余すことなく10のすべての力まで説明してあげる
能力がコピーであって、
10の力のものを11以上の表現で与えようとすると、それは嘘をついている
ことになるので、誇大広告になってしまいます。
しかし一体なぜこのようなコピーが世の中でそんなに必要なのかと言うと、
世の中の商品・サービスの販売者は、余りにも自分たちのエゴが強いので
どんなに自分達が扱っている商品・サービスが凄いかや、特徴ばかりを主張し
顧客にとって「どんなメリットがあるのか」が正しく伝わっていないのが
大半だからです。
だから、コピーライターが正しい説明と証明をし、顧客の悩みや欲望の解決の
ために最良の方法を示し、いかに行動してもらうかを導くのが重要になってきます。
この導きのためのごくごく簡単な手法としては、まずは以下のようなポイントで
コピーを書くと良いです。
人がものを注文して(行動して)もらうには、まずは、ターゲットに向かって
その人自身におおいに関係する事・物だと思ってもらう必要があります。
世の中は、たくさんの情報で溢れかえっています。
朝起きるとテレビからのニュース、新聞を見るとたくさんの広告、
電車に乗ると中刷りや広告、コンビニでは大量の雑誌の広告、・・・・・
情報が溢れすぎているので、自分に関係のない情報を無意識に摂取しています。
その中で、本当に自分に関係のある情報を探すのは困難な状況です。
そこで、具体的なコピーの簡単なテクニックとして、相手に語り掛ける際
には必ず主語が、「あなたは、・・・」にする必要があります。
また、相手となるターゲットを具体的に明確に書く必要が有ります。
例えば、「○○○で悩んでいる方へ」や「○○才以上で○○○な方へ」などと
いった、特定の人へ明確な呼びかけはより効果的です。
そして、非常に重要なポイントとして、相手に「共感」することが一番大切です。
共感とは、相手の状況を十分にわかってあげている、という事をしっかりと
伝えることです。
相手と同じ側の立場に立って会話し、そばに寄り添っていることを伝え、
信頼関係を築くことが必要です。
具体的なテクニックとしては、相手の深い欲求や悩みを表面に出してあげ、
その解決策を提示する。
また、同じ思いの人間が他にもいて、決して孤独ではないことを教えてあげる。
そして、販売者自身の弱みや、過去の失敗・悩みを素直にさらけ出すことが
効果的です。その際には、物語(ストーリー)で書くと更に効果的です。
人は、小さい頃から童話や絵本などの物語をたくさん読んでいて、
物語が大好きです。
また、物語というものは人間味が溢れでて、宣伝の要素や広告臭さが少なく
なるので、人は抵抗がなく読みすすめることが出来ます。
ぜひこれらの手法を意識して文章を作成してみてください。
コピーからの反応率がとても上がること間違いないです。
それでは、また次回も、あなたと一緒にコピーを学んでいきたいと思います。
タグ:コピー 人間心理
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